ダンスの「オンカウント」や「エンカウント」って何?

ダンスを練習していると「オンカウント」や「エンカウント」という言葉を耳にしませんか?

ダンスではリズムに乗ることがもちろん大事ですが、この「オンカウント」「エンカウント」の違いを知ることで、さらにリズムを感じながら踊ることも可能です。

今回は「オンカウント」「エンカウント」について解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

オンカウントとは?

オンカウントとはいわゆるリズムの表拍に当たるもので、電子メトロノームでいう「ピッ」と音が鳴る瞬間の拍子のことです。

オンカウント、つまり「on count」として拍子と一緒にカウントするという意味ですね。

 

アーティストのLIVEやコンサートでの手拍子でよくオンカウントが使われています。

声を掛け合うまでもなく、自然と手拍子が揃うのは日本人になじみのあるカウント方法だからですね。

日本語のリズムが主に表拍になっていることが、理由として挙げられます。

日本人が裏拍を意識しづらいのは、そういう風に脳にプログラムされてるのかもしれませんね。

 

エンカウントとは?

エンカウントとはいわゆるリズムの裏拍に当たるもので、電子メトロノームでいう「ピッ」と「ピッ」との間の無音状態の拍子を指します。

エンカウント、つまり「and count」として拍子と拍子の間にカウントするという意味ですね。

拍子と拍子の無音なのでもちろん音がないのですが、逆にいうとこの無音を意識することでリズム感がアップします。

表拍だけでリズムを取るよりも、表拍と裏拍でリズムを取った方が単純に倍の感覚でリズムを感じているということになります。

 

一例として英語のリズムは裏拍にアクセントが入ることが多く、そのため裏拍を意識しやすいという特性があります。

外国のダンサーにリズム感が凄い方が多いのは、もしかしたら文化的な背景もあるかもしれません。

カウントの取り方を解説

言葉だけだと分かりづらいので、オンカウントとエンカウントの関係性を図にしてみました。

どうでしょう、表拍だけより裏拍も意識して「ワン エン ツー エン スリー エン フォー エン・・・」とカウントすることでリズムにノリが生まれてきませんか?

 

ダンスを踊る時も、オンカウントだけでなくエンカウントを意識することで、曲に合わせたノリやグルーヴを感じることができます。

今まで表拍しか意識してない方は裏拍を意識してみると、ダンスの表現が変わるかもしれませんね。

 

まとめ

今回はオンカウントとエンカウントについて解説しました。

ダンスを踊る上で、オンカウントに加えエンカウントを感じながら踊ることで、今までよりもノリやグルーヴを意識した表現ができるでしょう。

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