ダンスの前後に最適なストレッチ方法は?
日によってダンス中の動きやすさが変わることはありませんか?
もちろん体調によっても変わりますが、ダンス前後のストレッチを習慣化することで改善が期待できます。
ストレッチの種類によっても効果が変わりますので、この記事を読んで参考にしてください。
ストレッチの効果とは?
ダンスの前後にストレッチは行っていますか?
ストレッチをするかしないかで、ダンスのパフォーマンスや疲労回復に差が出ます。
柔軟性を高めることや怪我の防止にも役立つので、ストレッチは必ず行うと良いでしょう。
ここからはストレッチの効果2つについて紹介します。
怪我を予防する
ダンス前にストレッチを行うと、怪我の予防に効果が高いと言われています。
ただし、筋肉の伸縮を繰り返す動作の「動的ストレッチ」がおすすめです。
リズミカルに関節や部位を動かし、筋肉の伸縮を繰り返します。
血流が改善され体が温まり、動かしやすい状態に変わります。
いわゆるラジオ体操のような準備運動が「動的ストレッチ」に当てはまります。
疲労回復につながる
ダンス後にストレッチを行うことで、筋肉の疲労回復につながります。
この場合はダンス前のストレッチと異なり、「静的ストレッチ」がおすすめです。
ゆっくり時間をかけて筋肉を伸ばし、その後緩めるという動作を繰り返します。
「静的ストレッチ」を行うと筋肉がクールダウンされ、血流の改善に効果があると言われています。
いわゆる柔軟体操の部類が、静的ストレッチに当てはまります。
おすすめのストレッチ方法
ダンスの前後におすすめのストレッチ方法を紹介します。
部位ごとに3つに分かれ、簡単にできて効果が期待できるストレッチです。
それぞれ見ていきましょう。
背中のストレッチ
ダンスでは背中の柔軟性しだいで体の可動域が大きく変わります。
背中のストレッチのやり方は次の通りです。
- 膝をついた状態で両手を床につける
- 猫背になるように背中を丸める
- 手を少し前に出し、胸を床に押し当てるように背中を伸ばす
- 1〜3を5回繰り返す
股関節のストレッチ
ステップをリズミカルに行うためには、股関節の柔軟性が大切です。
股関節のストレッチのやり方は次の通りです。
- 両手を壁につく
- 右足を腰の位置まで上げ、左足の前を通すように旋回させる
- 20回旋回させたら、反対の足を同じように20回行う
肩のストレッチ
ダンスでは腕の動きも重要ですが、肩の可動域を上げることでキレのある振り付けが可能です。
肩のストレッチのやり方は次の通りです。
- 両腕を90度の位置まで上げる
- 前回しで両腕を10回まわす
- 後ろ回しで両腕を10回まわす
- 気をつけの姿勢のまま肩だけを上にあげ5秒キープ
- ゆっくりと5秒かけ元の姿勢に戻る
- 4〜5を3セット繰り返す
まとめ
ストレッチを行うと動きやすさはもちろん、ONとOFFの切り替えにも役立ちます。
ダンス+ストレッチをワンセットで考え、体の機能を高めながら怪我を予防してダンスに集中できる環境を整えましょう!